PapEye · スキャンしたサンプルの解析ソフトウェア
スキャンしたサンプル画像の解析ソフトウェア
PapEyeは、スキャナー画像からサンプルを測定する解析ソフトウェアスイートです。一般的なフラットベッドスキャナーまたはシートフィードスキャナーが測定器となり、選択したアプリケーションで印刷の均一性、印刷線の品質、またはパルプ・紙・板紙中のちりを測定します。各アプリケーションはWindowsまたはLinuxで動作し、PC 1台用の永久ライセンスとして販売しています。

アプリケーション
PapEyeのすべてのプログラムは、一般的なフラットベッドスキャナーまたはシートフィードスキャナーでスキャンしたサンプル画像を解析します。Print UniformityとLine Qualityは印刷サンプルを解析し、Dirt Countは印刷されていない材料に使用します。
アプリケーションの比較
| Print Uniformity | Line Quality | Dirt Count | |
|---|---|---|---|
| 答える問い | この印刷はどれだけ均一か? | この印刷線の品質はどうか? | この材料にちりがどれだけあるか? |
| 主なユーザー | 印刷・紙のラボ、印刷開発 | 印刷・インキ・プリンターのラボ | パルプ・紙・板紙の品質管理 |
| サンプル | ベタ部など印刷部分のスキャン画像 | 印刷した線のテストチャートまたは文字のスキャン画像 | パルプ・紙・板紙サンプルのスキャン画像。印刷は不要 |
| 結果 | 領域ごとのモットリング、粒状性、バンディング | 線ごとの線幅、ラギッドネス、ぼけ、濃度 | ちり数、面積、EBA、サイズ分布。すべての検出の拡大画像付き |
| スキャン解像度 | モットリングのみなら300 DPIで足りる場合があり、3項目すべてには1200 DPI | 1200 DPI。600 DPI未満のスキャンには警告を表示 | 600~1200 DPI |
| 校正 | スキャナーごとの応答の違いを補正する反射率(OECF)校正(オプション) | スキャナーごとの応答の違いを補正する反射率とMTFの校正 | 反射率校正を利用可能。それ以外の場合は背景とのコントラストで検出するため、スキャナーの設定を固定してください |
| 手法 | ISO/IEC 24790:2017に基づく | ISO/IEC 24790:2017に基づく | Tapioが開発。TAPPIやISOのちり計数規格ではありません |
PapEyeの仕組み
- 01
スキャン
測定項目に必要な解像度で、サンプルをフラットベッドスキャナーでスキャンし、1つのフォルダーに保存します。
- 02
領域の選択
画像1枚またはフォルダー全体を開き、解析領域を選択します。同じ領域を、フォルダー内の同様のサンプルすべてに適用できます。
- 03
確認
結果をスキャン画像と照らし合わせて確認します。PapEyeは検出の輪郭や測定したエッジを画像に重ねて表示します。測定するつもりのなかったものは除外できます。
- 04
エクスポート
画像1枚またはフォルダー全体の結果をCSVにエクスポートし、表計算ソフトやレポートで使用できます。
スキャナー
一般的なフラットベッドスキャナーで十分です。推奨機種はお問い合わせください。必要な解像度は測定項目によって異なります(上の表を参照)。解像度だけでスキャンが正確になるわけではありません。スキャナーのシャープネス、階調応答、設定、校正はすべて結果に影響します。そのため、絶対値の比較は同じスキャナー、解像度、設定でスキャンしたサンプル間に限るか、比較するスキャナーをPapEyeソフトウェアのツールで校正してください。自動原稿送り装置(ADF)を使うと多数のシートをすばやくスキャンできますが、解像度が制限されることがよくあります。
スキャナー、オートフィーダー、ソフトウェアの組み合わせは、モットリングの測定で非常にうまく機能しています。1枚ごとにスキャナーを開けてサンプルを交換する必要がないので、1枚でも20枚でも、間違いなく最も賢い測定方法です。
PapEyeの成り立ち
PapEyeは1990年代に、印刷・紙のラボ向けのモットリング解析ソフトウェアとして始まり、フィンランドのほぼすべての製紙工場に販売されました。その考え方は変わっていません。ラボがサンプルを評価するのと同じように一般的なスキャン画像を読み取り、サンプル、シフト、サプライヤーの間で比較できる客観的な数値を出すことです。
変わったのは対象範囲とソフトウェアです。かつてモットリングと粒状性は別々の製品でしたが、現在はPapEye Print Uniformityによって、バンディングとともに1回で測定できます。Line QualityとDirt Countは印刷線と材料自体の清浄度を対象としており、3つのアプリケーションはすべてWindowsとLinuxで動作します。
ライセンス
- PapEyeの各アプリケーションは、WindowsまたはLinuxが動作するPC 1台用の永久ライセンスとして販売しています。インストールは不要で、ダウンロードしたファイルを解凍してプログラムを実行するだけです。
- ライセンスはアプリケーションごとです。Line QualityやDirt CountのライセンスではPrint Uniformityは使用できません。また、以前のPapEye MottlingおよびGraininess製品のライセンスでは、現行のアプリケーションは使用できません。
- PapEyeはライセンス制のソフトウェアです。Tapioの無料オープンソースプログラムは、Tapio RollView(RQP Live用)とTapio Analysisソフトウェア(Tapio Analyzer用)です。
アプリケーションのライセンスを取得するには、デモまたは見積もりをご依頼ください。PapEyeを初めて起動するとMachine IDが表示されます。それを当社に送り、受け取ったライセンスファイルをユーザーフォルダー内の.papeyeフォルダーに保存してください。
よくある質問
Tapio AnalyzerなどのTapioのハードウェアは必要ですか?
いいえ。PapEyeは一般的なフラットベッドスキャナーの画像で動作します。
パルプや未印刷紙のちりを計数するだけです。どのアプリケーションを使えばよいですか?
PapEye Dirt Countです。サンプル自体の背景に対してちりを測定するため、何も印刷する必要はありません。
印刷試験で紙やインキを比較しています。どのアプリケーションを使えばよいですか?
印刷部分のモットリング、粒状性、バンディングにはPapEye Print Uniformity、印刷線と文字の鮮鋭度と線幅にはPapEye Line Qualityを使用します。
自社のサンプルでPapEyeを試せますか?
デモをご依頼ください。その際、スキャンする対象と使用するスキャナーをお知らせください。
PapEyeは無料ですか?
いいえ。各アプリケーションはPC 1台用の永久ライセンスです。Tapioの無料オープンソースプログラムは、Tapio RollViewとTapio Analysisソフトウェアです。
ラボ間で結果を比較できますか?
スキャナーが同等である場合に限ります。3つのアプリケーションはすべて、スキャナーごとの応答の違いを補正するスキャナー校正機能を備えています。何を比較する場合でも、スキャナー、解像度、設定を結果とともに記録してください。
事例と応用例
記事は英語です。
PapEyeのデモまたは見積もりを依頼
ご関心のあるアプリケーションを選択し、スキャンする対象をご記入ください。
info@tapiotechnologies.comへメールでお問い合わせいただくこともできます。
ありがとうございます。PapEyeに関するお問い合わせを受け付けました。通常、1営業日以内に返信いたします。




